1-2  見出し構成の「原則」

 段落を表す際は、その主題を示す見出しを付けます。見出しの階層構成を「見出し構成」と呼びます。見出し構成は、ページ数が多い文書に設ける「目次」に相当します。

見出し構成   見出しの上位・下位および同位の関係によって文書の骨格をなす階層構成

数ページで構成された定型の報告書も数百ページに及ぶマニュアルも、見出し構成の原則は同じです。

原則   特別な場合を除いて誰もが沿うべき基本的な事項  ・・・ 見出し構成にも、いくつかの原則がある。

 今回は、技術文書の見出し構成を作る際の原則と禁則を述べてゆきます。

1. 「見出し構成」とは

2. 見出し構成の基本から導かれる「原則」と「禁則」

3. 「見出し構成の原則」に沿う意味

4. 原則:「上位の見出し」に対して「複数の下位の見出し」の構成

5. 原則:「上位の見出し-段落-下位の見出しの第1項目」の構成

6. 原則:ページ規模に応じた見出しの階層

7. 原則:見出しの階層に応じた見出し番号

8. 原則:相似性を保った同位の見出し名

9. 禁則:「章-節-項-目」の順序が崩れた見出し構成

10. 禁則:「章-節-項-目」以外の見出しの挿入・追加

11. 禁則:見出しと箇条書きの混同

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。


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