1-9   見出し構成のチェック:「見出しの上位・下位の原則」からの逸脱

 見出しの階層構成を「見出し構成」と呼びます。

見出し構成       見出しの上位・下位および同位の関係によって文書の骨格をなす階層構成

見出し    続く段落で「何について何を述べるか」を示す名詞または名詞句に見出し番号を添えた題名

 技術文書に限らず、見出し構成は文書の骨格です。骨格となる見出し構成が原則に沿っていないと、述べておかなければならない事項がもれたり伝えたい事項が埋もれたりするおそれがあります。

見出し構成の原則の一つ       上位の見出しに対して、下位の見出しは複数とする。

 今回は、見出しの上位と下位の関係に焦点を当てて、原則に沿って見出しを構成することの重要性と陥りやすい事例の直し方を述べてゆきます。

1.     見出し構成の原則

2.     「見出しの上位と下位の原則」の意味

3.     「見出しの上位と下位の原則」からの逸脱

4.     陥りやすい事例:「下位が1項目だけ」の見出し構成

5.     陥りやすい事例:段落がないままの「見出しの連続」

6.     陥りやすい事例:上位見出しに付く段落が長すぎる構成

7.     陥りやすい事例:上位の見出しの補足になった下位の見出し

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。


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