10-3 見出しの書式
技術文書においても、「見出し」は重要です。もっとも重要であると言ってよいくらいです。読者は、見出しによって「知りたい事項」あるいは「知るべき事項」を見つけます。
文書での「見出し」 段落の主題であって、階層を構成してその文書の骨格を成す。
見出しは、文書から必要な事項を見つけて答えを得るための道しるべです。
語としての「見出し」 見いだす(見つける)ことあるいは見出す(見始める)こと
見出しは、上位から章、節、項、目の順で階層を成します。それぞれが見つけやすく一目で見出しの上位と下位がわかる書式が適切です。
今回は、ページ規模に応じた見出しの書式の選び方を中心にして解説してゆきます。あわせて、見出しの書式に関して留意すべきいくつかの事項を述べます。
1.
見出しの置き方
2.
見出しに使う文字の「書体・大きさ」および見出しの「前後の間隔」
3.
技術文書の規模に応じた見出しの書式
4.
書式の例:章と節で構成される数ページの報告書
5.
書式の例:章、節および項で構成される数十ページの技術解説
6. 書式の例:章、節、項および目で構成される100ページ超のマニュアル
7.
見出しおよび段落のインデントの要否
8.
陥りやすい事例:めりはりがない書式
9.
陥りやすい事例:意味に乏しい書式
後 記
© Yamanouchi
Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関わる部分が多いため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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