10-4 副本文および注記の書式
ここでの「副本文」とは、添書きを示唆するアスタリスク「*」などの文頭記号を付けて段落から便宜的に改行した補足文です。段落に添えて参照先を示すのも、副本文の使い方の一つです。
* 動作モードの移行方法は、1-5「動作モードの設定」を参照してください。
ここでの「注記」とは、「重要」などの注見出しを付けて段落から便宜的に改行した補足文です。
[重要] 測定を中断できる場合は、速やかにバッテリの充電およびデータの外部保存を行ってください。
いずれも、段落の補足文でありつつ読者の目が自然に向く書式を選ぶ必要があります。副本文も注記も、段落より目立っては本末転倒です。
今回は、技術文書の種別に応じた副本文および注記の書式を解説してゆきます。それぞれを使う際の基本は、別の回で解説します。
1.
副本文と注記の違い
2.
報告書での使い方
3.
マニュアル・製品解説での使い方
4.
機能仕様書での使い方
5.
副本文に付く文頭記号の選び方
6.
注記に付く注見出しの選び方
7.
副本文を伴う注記の表し方
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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