10-5  箇条書きの書式

 箇条書きの利点の一つは、項目に表された文あるいは名詞句の見やすさです。

 項目ごとに区切られているため、それぞれが見やすい。また、文頭記号あるいは文頭番号が視線を項目に誘導する。

 一方で、文で表された項目に適度な間隔がないと、前後の行が干渉して読みづらくなります。また、文頭記号が小さかったり行に埋もれたりすると、項目の始まりがはっきりしなくなります。

 今回は、箇条書きを表す際の書式の選び方を解説します。また、基本となる書式に対して一部の文書に限って使われる便宜的な書式にも触れてゆきます。

1.     基本となる書式

2.     陥りやすい事例: 項目が見づらい箇条書き

3.     「項目の行間」および「項目の間隔」の設定

4.     「文頭記号」の選び方

5.     「文頭番号」の選び方

6.     折り返しになった際の2行目以降の扱い方

7.     マニュアルや製品解説などに限られる便宜的な書式

8.     規定集などに限られる便宜的な書式

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。


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