10-8  図・表の置き方

 図・表のもっとも適切な置き方は、それらの要点を述べている段落のすぐ後に置くことです。

技術文書で図・表を使う際の基本   「図・表は、段落の要点を具体化したり裏付けたりするために使う」

                                                                 ・・・ したがって、いずれも当該の段落の「すぐ後」あるいは「すぐ横」に置く。

 少し工夫すれば段落のすぐ後に置けるのにもかかわらず、いくつかの段落をまたいで複数の図・表をまとめて置いている例を見かけます。読者からすれば、段落との対応が悪くて不便でしかありません。


 今回は、図・表を置く際の基本を述べるとともに、図と表を組み合わせたり小さな図を段落の右に割組みにしたりする際のポイントを解説します。

1.     図・表の挿入位置

2.     図の置き方

3.     表の置き方

4.     小さい図・表の割組み

5.     図・表の位置そろえ

6.     図説明・表説明の扱い方

7.     陥りやすい事例:図・表のまとめ置き

8.     陥りやすい事例:項目をまたいだ図・表の関連づけ

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。

ブログの本文は、下記のPDFファイルで閲覧できます。

本文のPDFファイルA4判・全15ページ)

【重要】 PDFファイルの表示に伴うトラブルへの責任は、一切負いません。

 ブログではタイトルを開いたページに本文を表すのが普通ですが、あえてワープロで作成した本文をPDFファイルにして概要・目次に添付しました。HTML形式ではワープロ文書の表し方を解説しきれないというのがその理由です。

l PDFファイルは、5MB以内です。使用する閲覧ソフトウェアによって表示の細部が若干異なる場合があります。

l PDFファイルの利用は、閲覧のみです。共有やダウンロードなどのご要望には応じかねます。




コメント

このブログの人気の投稿

1-1  「見出し構成」とは

1-2  見出し構成の「原則」

テクニカルライティングの効果:文書品質の向上と作成時間の短縮