12-6 無理が生じやすい読点:語を列挙する接続詞・並列助詞への付与
語を列挙する際は、その関係に応じた接続詞あるいは並列助詞を使い分けるのが基本です。
本店と支店 マイナンバーカードまたは健康保険証 マイナンバーカードや健康保険証など
接続詞あるいは並列助詞を読点で代替して、いくつもの語を列挙する場合があります。
オフタイマーの設定時間は、5分、10分、30分のいずれかです。 ・・・ 読点を使った列挙
接続詞あるいは並列助詞で列挙を表す際は、これらの前後に読点を付ける必要はありません。付けると読点の多用になるとともに、他の読点と競合して文が読みづらくなる場合があります。
今回は、語を列挙する接続詞あるいは並列助詞の前後に不要な読点を付けている例をあげてゆきます。
1.
読点で列挙を表す際の基本
2.
並列助詞・接続詞で語を列挙する際の読点の要否
3.
列挙に使う接続詞の前に読点を付ける例外
4.
陥りやすい事例:列挙に使う接続詞の前の読点
5.
陥りやすい事例:並列助詞の後の読点
6.
陥りやすい事例:並列助詞あるいは接続詞の前後の読点
7.
読点を用いないほうが適切な列挙
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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