14-2  試験報告書:「表題」、「目的」および「対象・方法」の表し方

 試験報告書を作成する際は、まず「表題」を付けます。続けて「目的」を表して、これを具体化する「対象」と「方法」につなげます。「表題」、「目的」および「対象・方法」は、試験報告書の序盤を構成します。

  表題  1.目的  2.試験対象  3.試験方法       4.試験結果  5.考察  6.結論          

  何のために、何をどのようにして明らかにするか   何がどう明らかになって、何に結びつくのか

 試験報告書の序盤で「何のために、何をどのようにして明らかにするか」を的確に表すことが、続く「試験結果」、「考察」さらには「結論」の明確化につながります。

今回は、試験報告書の表題を付けて、「目的」、「対象」および「方法」の章を表すまでを解説します。

1.     試験報告書への取り組み方

2.     ステップ1:「仮の要旨」の書き出し

3.     ステップ2:「仮の要旨」をもとにした表題の導出

4.     「何を達成するのかが曖昧な表題」の弊害

5.     陥りやすい事例:表題の補足にとどまった「目的」

6.     「目的」の表し方

7.     見直し例:達成事項とその先が明確な「目的」

8.     「試験対象」の表し方

9.     「試験方法」の表し方

10.   「試験結果」へのつなげ方

まとめ

後 記

© Yamanouchi Takaaki 2024

   [注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。

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