14-5  「検証・検討報告書」および「成果報告書」の見出し構成

 技術的な課題が生じた際、企業では考案した解決策の採否を判定したうえで製品に反映します。その際は、解決策の有効性を検証するとともに他への影響を検討した報告書が必要になります。

検証・検討報告書   考案した技術が課題の解決に有効であるか否かを判定するための報告書

ある課題を解決するために考案した技術が他の製品にも応用できる場合は、新技術としてさらに開発を進めます。その際も、成果を報告書にして他への展開を図ります。

成果報告書          開発した技術をモデル化してさまざまに展開するための報告書

 

今回は、上記それぞれの報告書を表す際に留意すべき事項を中心にして述べてゆきます。

1.     「検証・検討報告書」および「成果報告書」の定義

2.     「表題」の付け方

3.     検証・検討報告書の見出し構成

4.     検証・検討報告書のプレゼン化

5.     陥りやすい事例:定型に偏った成果報告書

6.     陥りやすい事例:製品レポートにとどまった成果報告書

7.     見直し例:訴求すべき事項を上位に置いた見出し構成

8.     陥りやすい事例:「課題の導出」が主体になった成果報告書

9.     見直し例:「課題の解決策」が主体になった成果報告書

まとめ

後 記

© Yamanouchi Takaaki 2024

   [注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。

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