14-6 調査報告書:「表題」、「緒言」および「要旨」の表し方
ここで取り上げる「調査報告書」は、製品の開発方針の決定であるとか業務の管理規定の見直しなどに際して行う実態調査の報告書です。
例 運用規定に反映するため、ある設備で起こっている問題の実態を調べて改定の指標となるデータを得る。
実態調査は調査項目とともに調査対象も多くなるため、調査結果だけでも数十ページに及ぶ場合があります。また、調査結果を開発方針の決定や規定の見直しなどにつなげるための考察も加えなくてはなりません。調査報告書の作成に際しては、表題と見出し構成を十分に検討して臨む必要があります。
今回は、調査報告書の「表題」、「緒言」および「要旨」を述べます。見出し構成は、別の回に解説します。
1.
「表題」を付ける際の準備
2.
ステップ1:「仮の緒言」の作成と「キーワード」の抽出
3.
ステップ2:「仮の表題」の導出
4.
ステップ3:「表題」の調整
5.
サブタイトルの活用
6.
「緒言」の表し方
7.
「要旨」の表し方
8.
導入段落の表し方
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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