14-7  調査報告書:見出し構成の考え方

 ここでは、調査の対象と項目が多くて数十ページ規模となる調査報告書の見出し構成を取り上げます。

想定する調査      安全に関わる問題の発生に伴って設備の管理規定を見直すための実態調査

 見出しの階層構成を「見出し構成」と呼びます。書籍などの冒頭に付く「目次」に相当します。ページ規模が大きな技術文書では、執筆前の見出し構成の検討が“できあがり”を大きく左右します。

 今回は、試験報告書の見出し構成を考える際の工夫と留意事項を中心にして解説します。

1.     試験報告書の基本形

2.     見出し構成の工夫: 章の追加・統合・分割

3.     見出し構成の工夫: 定型の試験での章の省略

4.     控えるべき章構成

5.     報告書・提案書のフレームワーク

6.     「検証・検討報告書」への応用

7.     「原因と対策」への応用

8.     「出張報告書」への応用

9.     「目的の章の後に結論の章を置く」の是非

10.   「1ページにまとめる」の是非

まとめ

後 記

© Yamanouchi Takaaki 2024

   [注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。

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