17-1  取扱いマニュアル:見出し構成の考え方

 ここでの「取扱いマニュアル」とは、製品を使うために必要な事項を記したマニュアル全般です。

想定する取扱いマニュアルのページ数    A4判縦使い・1段組みで数十ページから100ページ規模

一般ユーザー向けの製品であれ産業用途の製品であれ、取扱いマニュアルは「読者が知りたい事項」あるいは「読者が知るべき事項」が見つけやすい見出し構成にする必要があります。

今回は、不要に見出しが細分されていなくて読者にとって使いやすい見出し構成の考え方を述べてゆきます。見出し構成の基本は、別の回で詳述します。

1.     マニュアルの見出し構成

2.     取扱いマニュアルの「フレームワーク」

3.     陥りやすい事例:「定型」に偏った見出し構成

4.     調整例:節の章への繰上げ

5.     陥りやすい事例:5階層まで細分された見出し構成

6.     陥りやすい事例:導入文だけの段落

7.     調整例:章の分割

8.     見出し構成を調整する際のページ数・項目数の目安

9.     「製品の使い方」から発想した見出し構成

まとめ

後 記

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。

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