17-3 取扱いマニュアル:「取扱い手順」の表し方
取扱いマニュアルに限らず、「手順」の表し方は全章を通して統一されていなくてはなりません。表し方に統一を欠くと、不体裁であるばかりか誤解を招くおそれがあります。
取扱いマニュアルの要件
l 「適切かつ一貫した規範」に沿って作られていなければならない。
l 「単体」で正確かつ安全に目的を達成できる内容でなくてはならない。
l 「ユーザーの視点」で表されていなくてはならない。
l 「手順を構成する段落の区切り」が明確でなければならない。
取扱いマニュアルの作成に際しては、手順を表す際の原則も確認しておく必要があります。
今回は、手順を表す際の原則を解説します。
1.
「手順」の構成
2.
「操作の指示」の表し方
3.
「1項目1指示」の原則
4.
陥りやすい事例:複数の指示で構成された1項目
5.
「操作の結果」の表し方
6.
「ユーザーの視点」の原則
7.
陥りやすい事例:「製品の視点」で表された「操作の結果」
8.
陥りやすい事例:「操作の指示」と「操作の結果」の複文化
9.
陥りやすい事例:「操作の指示」の「操作の結果」扱い
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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