17-5  取扱いマニュアル:「注意喚起」の表し方

  取扱いマニュアルには、必ずといってよいほど「注意喚起」が表記されます。

注意喚起   

製品を取り扱う際に悪しき結果がユーザーに及ばないように「してはならない事項」あるいは「しなければならない事項」を述べる段落

 「してはならない事項」も「しなければならない事項」も、取扱いマニュアルでは「注記」と呼ぶ書式で表されます。注意喚起は、読者の目に留まる書式に加えて明確な文体で表す必要があります。

今回の前半では、注意喚起を表す際の基本と留意事項を解説します。後半では、注意喚起の書式とともに応用的な表し方を述べます。

1.   「安全に関する注意」と「一般的な注意」の区別

2.     注意喚起の構成

3.   「注意の指示」の文体

4.     陥りやすい事例:曖昧な「注意の指示」

5.     陥りやすい事例:曖昧な「注意の理由」

6.     注意喚起の書式

7.    「手順全体の注意喚起」と「手順各項の注意喚起」の区別

8.     図を伴う注意喚起

9.     「前付け」に表記する注意喚起

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

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