19-1 ビジネス業務マニュアル:見出し構成の考え方
ここで述べる「ビジネス業務マニュアル(以下、業務マニュアル)」とは、企業の管理部門で定例あるいは随時に行う業務の処理手順を表したマニュアルです。専用の業務システムを基盤にした作業を想定します。
例として取り上げる業務 総務部の給与業務を主に専用の業務システムで行う。
業務マニュアルの見出し構成を考える際に業務の分類をそのまま見出し構成に写すと、見出しが細分されて担当者が知るべき事項が下位の見出しに繰り下がります。
月次業務 -(分類)→ 月次支払 -(分類)→ 月次支払予定表の作成 -(分類)→ 請求書の受付
見出しが細分されると、必要な事項が見つけづらくなるばかりか、それに関連して留意すべき事項がさらに下位の見出しに埋もれるおそれがあります。
今回は、業務マニュアルの見出し構成を考える際の基本と留意事項を述べてゆきます。
1.
業務マニュアルの見出し構成
2.
章構成の考え方
3.
陥りやすい事例: 無理がある定型化
4.
節構成の考え方
5.
見出し構成の調整
6.
見出し構成の工夫
7.
見出し名を付ける際の基本
8.
調整が必要な見出し名
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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