2-5 「1段落」構成と「複数段落」構成の使い分け
技術文書では、見出しが示す主題に一つの段落で答えてゆく「1段落」構成が基本です。見出しに複数の段落を付ける「複数段落」構成は、その応用形です。
基本形: 「1段落」構成 見出し- 段落
応用形: 「複数段落」構成 見出し- 段落 - 段落 - 段落 ・・・ 段落が三つの場合
「複数段落」構成は、見出しが示す主題に1段落では答えきれない場合に用います。いずれの構成も、それぞれの段落の最初に要点を置くことがポイントです。
今回は、上記二つの構成の使い分けに加えて、「複数段落」構成を使う際の留意事項を述べてゆきます。
1. 「1段落」構成の使い方
2. 「複数段落」構成の使い方
3. 陥りやすい事例:見出しが必要な第2段落
4. 1段落を第2段落で補足する構成
5. 「複数段落」構成を使う際の留意事項
6. 陥りやすい事例:四つ以上の段落が連なる構成
7. 複数の段落で構成された「起承転結」
8. 二つの段落の間に図・表あるいは箇条書きを挟む工夫
9. 陥りやすい事例:発散的な「複数段落」構成
10. 応用形:「番号付き段落」および「記号付き段落」
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
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