2-7   段落の視覚化

 ここでの「視覚化」とは、「形がないもの」あるいは「形になっていないもの」の特徴を形にして表すことです。段落に図を添えるだけが「視覚的な表し方」ではありません。段落を積極的に視覚化するのも有効です。

段落の視覚化   箇条書きや表などの「書式」を使って語と文で構成される関係を見てわかるようにすること

 視覚化の対象になるのは、段落の要点を補完する「補足文」です。

 


 文の連なりだけで表すのが、段落ではありせん。工夫をすると、文の主従関係や順序関係のみならず文に内在する条件と結果の関係なども視覚化できます。段落の視覚化は、図・表の有効な使い方にもつながります。

 今回は、箇条書きをはじめとして「文と文」あるいは「語と語」の関係を見てわかるようにする手法を解説します。あわせて、「要点」を文で表すことの重要性を述べます。

1.     「段落の視覚化」の対象

2.     段落に内在する主従関係の視覚化-副本文および注記-

3.     補足文の並列関係・順序関係の視覚化-箇条書き-

4.     語あるいは文の関係の行列化-表-

5.     「順序と並列が混在した箇条書き」の視覚化-図解-

6.     段落を視覚化する際のポイント

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。


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