20-1 作業手順書:見出し構成の考え方
ここで述べる「作業手順書」とは、工場での製品の組立て・試験であるとか納入した製品の点検・修理といった作業の進め方を記した社内文書です。ユーザー向けの取扱いマニュアルではありません。
作業手順書
「作業の達成」に特化した内容で構成されることが多い。作業内容の変更に伴って改訂も多い。
技術文書を作成する際は、どの見出し階層に「解説の基本単位」を置くかをまず決めます。作業手順書では、「作業の基本単位」を「解説の基本単位」に置き換えてゆく必要があります。
文書作成は、見出し構成を考えることから始まります。今回は、組立て作業を想定して、必要とする事項が見つけやすく仕様の違いにも対応しやすい見出し構成を解説します。
1.
「作業手順書」と「取扱いマニュアル」の違い
2.
作業手順書の見出し構成
3.
「編」構成が適切な作業手順書
4.
仕様の違いに対応しやすい見出し構成
5.
「一貫性がない見出し構成」および「変則的な見出し構成」の調整
6.
「ワークパッケージが多い作業手順書」の課題
7.
「キーワード見出し」の活用
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。
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