6-1   箇条書きの表し方

 箇条書きは、「要点の具体的な内訳」です。箇条書きを単に文頭記号あるいは文頭番号を付けて文などを書き表す手法と理解すると、箇条書きの利点を生かしきれません。

原則1  箇条書きは、要点を伴って、その具体事項として使う。   ・・・ 主文に添える補足文として使う。

箇条書きがわかりやすいとされるのは、項目が区切られて見やすいだけでなく、いくつかの項目で要点が具体化されるからです。そのため、箇条書きの各項は対等な関係でなくてはなりません。

原則2  独立かつ対等と扱える項目で箇条書きを構成する。

箇条書きには、他にもいくつかの原則があります。

今回は、箇条書きはどのように表すのが適切でありかつ有効なのかを述べてゆきます。

1. 「箇条書き」とは

2. 箇条書きの原則

3. 「番号なし箇条書き」の表し方

4. 文頭記号の選び方

5. 「番号付き箇条書き」の表し方

6. 文頭番号の選び方

7. 番号付き箇条書きの応用:文頭番号による項目の指定

8. 番号付き箇条書きの応用:順序事項に並列事項を組み込んだ箇条書き

まとめ

後 記

© Yamanouchi Takaaki 2024

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