6-2　　箇条書きの有効な使い方

　項目ごとに名詞句あるいは文を改行で区切るのは、箇条書きの一面にすぎません。

技術文書での箇条書き　　「要点の具体的な内訳」　　･･･　箇条書きは、要点となる主文に添えて使う。

全体の要点を先に示して、その具体事項として位置づけるのが箇条書きの有効な使い方です。要点と具体事項の区別が明確になるとともに、改行によって各項に視線が向きやすくなるのが箇条書きの利点です。

今回は、報告書での例を中心にして箇条書きの有効な使い方を述べてゆきます。

1.　箇条書きを有効に使うためのポイント

2.　活用法：要点の展開

3.　活用法：要点の裏付け

4.　活用法：要点の具体化

5.　活用法：「起承転結」の箇条書き化

6.　活用法：主文の趣旨の例示

7.　「主文－起承転結」の構成

8.　活用法：要点の明確化

9.　活用法：段落の視覚化

10.　「箇条書きの後」の活用

まとめ

後　記

［注］今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。

ブログの本文は、下記のPDFファイルで閲覧できます。

本文のPDFファイル（A4判・全16ページ）

【重要】　PDFファイルの表示に伴うトラブルへの責任は、一切負いません。

　ブログではタイトルを開いたページに本文を表すのが普通ですが、あえてワープロで作成した本文をPDFファイルにして概要・目次に添付しました。HTML形式ではワープロ文書の表し方を解説しきれないというのがその理由です。

l　PDFファイルは、5MB以内です。使用する閲覧ソフトウェアによって表示の細部が若干異なる場合があります。

l　PDFファイルの利用は、閲覧のみです。共有やダウンロードなどのご要望には応じかねます。

技術文書の書き方