9-1 図を使う際の基本
図を用意してから段落を表すにせよ段落を表してから作図するにせよ、図と段落がそれぞれの用語によって関連づけられていることが大切です。
図のもっとも有効な使い方
図と段落を用語で関連づける。 ・・・ 必然的に図が段落の要点を「視覚化」する関係になる。
「図にすればなんでもわかりやすい」として図に偏重するのは、本来の使い方ではありません。図は、段落の要点である「主文」に応じて使うのが基本です。
今回は、単に図を示すのではなく図によって段落の要点を具体的に補完・展開する手法を述べてゆきます。また、図が有効に機能していない事例を取り上げて、その直し方を解説します。
1.
「図」を有効に使うためのポイント
2.
図にまつわる「迷信」
3.
段落の要点を補完・展開する使い方
4.
陥りやすい事例:主文の欠落
5.
陥りやすい事例:図解への偏重
6.
陥りやすい事例:段落との関連づけを欠いた図
7.
図解の有効な使い方
まとめ
後 記
© Yamanouchi Takaaki 2024
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