9-2   図の有効な使い方

 
 図を使うと、文では表しきれないことがらを視覚化できます。一方、文には図が意味することがらを明示的に表せます。図は、段落の要点を補完する使い方が基本です。

見出し        ・・・ 段落の主題                                テーマと答えの関係

           段落()    ・・・ 見出しが示す主題への答え           主と従の関係

    図()    ・・・ 段落の要点の具体化・裏付け

 上記は、図を段落の下に置くのが通例化している理由でもあります。

 今回は、段落と用語で関連づけることの重要性を中心にして図の有効な使い方を述べてゆきます。図を使う際の基本および図を見やすくする工夫は、それぞれの回で解説します。

1.     「図」を有効に使うためのポイント

2.     「段落」と「図」の相互補完

3.     陥りやすい事例:段落との関連づけが不十分な図

4.     見出し、段落、図での用語の関連づけ

5.     図の活用

6.     陥りやすい事例:段落とで用語が対応しない図

7.     陥りやすい事例:必要性が乏しい図

まとめ

後 記 

© Yamanouchi Takaaki 2024

[注]今回のテーマは他の回と関連するため、以前に解説した内容と重複する箇所があります。


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